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DTP豆知識バックナンバー
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DTP豆知識
第16回   保存に向かない酸性紙?
イメージ画   紙には大きく分けて酸性と中性のものがあり、洋紙は19世紀後半から長い間、酸性紙が製造されていました。
 
なぜ酸性になるのかというと、これは、欧米では先の尖ったペン先で筆記をするために、紙に「にじみ止め」の加工をする必要があったからです。
インクのにじみ止め(サイズ剤といいます)には松ヤニ(ロジン)が使われ、これを紙に定着させるのに硫酸アルミニウムを使用します。この硫酸アルミニウムは水分と反応して酸性になる性質をもっているので、酸性紙になるのです。
 
ところが、酸性紙は紙の繊維が傷むのがとても早く、100年も経たないうちに変色し、ボロボロになってしまうことが確認されました。
そこで、この問題に対応して開発されたのが、中性やアルカリ性のにじみ止めを使用した中性紙になります。中性紙は長期保存に優れていて、また特に保存を必要とする記録用紙は弱アルカリ性で、大気中の酸を中和します。
 
日本では、1980年代に酸性紙の問題が取り上げられてから中性紙の開発が進んで、書籍など多くの出版物で中性紙がつかわれるようになりました。
第17回   ピクトグラムって?
イメージ画   簡単な絵記号で各施設・設備の使用目的や、目的地までの順路を表したサインのことをピクトグラム(pictogram)といいます。
 
現在、ピクトグラムは街中いたるところで見かけて当たり前になっていますが、日本でピクトグラムが使われるようになったきっかけは1964年の東京オリンピックです。このときにピクトグラムの有用性が認められ、その後の国際的なイベントには欠かせないものになっていきました。
 
文字を使わずに、言語や教育程度、年代が異なるたくさんの人に理解できる サイン、これはユニバーサルデザインにもつながります。しかし、施設ごとにまちまちなピクトグラムが使われていたり、デザイン性が優先されてしまった りと、かえって混乱してしまい役割を果たせていないものもあるようで、2002年3月には104項目の案内用図記号がJIS(日本工業規格)化されるなど、公的な施設を中心に統一化が進んでいきそうです。
第18回   製本いろいろ
イメージ画   本にもいろんな種類があって、冊子のような薄い物からハードカバーの厚い物まで様々です。そしてその種類によって製作工程や製本の行程が違ってきます。
ここでは簡単に製本の種類を紹介したいと思います。
 
●上製本とは…
 ハードカバーや本製本とも呼ばれる物で、表紙の部分と中身の本文を別々に作るもので、表紙は本文よりも一回り大きい仕上がりになります。この上製本のなかでも背表紙の部分が丸く仕上げてある「丸背」と背表紙が平になっている「角背」の2種類に分けられます。上製本は仕上がりがとてもしっかりしていて高級感があり、丈夫ですが、費用も時間もかかってしまいます。
 
●並製本とは…
一般的によく用いられる製本の方法で、表紙と本文を同じ大きさに仕上げます。
上製本がハードカバーと呼ばれることに対して、並製本はソフトカバーと呼ばれることがあります。この並製本に分類される物はいろいろあり、下記のような種類があります。
第19回   切手は高級印刷
イメージ画   普段は気にしないで使っているけれど、切手も印刷物です。そこで、今回は切手印刷豆知識です。  
切手=郵便物の送料なので、切手にはお金と同じような価値があります。そうすると簡単に偽造されてはいけないので、印刷も通常と同じCMYKで、というわけにはいきません。
 
切手の印刷によく使われるのは「グラビア印刷」で、印刷の線数は250〜500線になります。(オフセット印刷は通常175線になります)また、線数は各インクの色によっても変更します。そして、インクの色もCMYKに関係なく全部が特色になります。
 これだけでも通常の印刷とはずいぶん違って、そうそう簡単には真似できそうもないですが、さらに版づくりに、現在も手彫りの版を使うことがあるそうです。
第20回   引札から始まったチラシ
イメージ画   現在、宣伝メディアのひとつとして大量に印刷されているチラシは、江戸時代に登場した「引札」が始まりだといわれています。
初めて引札を配ったのは呉服商の三井越後屋(現在の三越)で、1683年の開店に際して配布されました。
「現金、安値、掛値無し」という内容のキャッチフレーズで配布したことで、売り上げに大変効果があったそうです。
ちなみに引き札のキャッチフレーズは平賀源内や滝沢馬琴などの文化人がつけることもありました。
 
この後、1870年(明治3年)には日本で初めての日刊新聞となる「横浜毎日新聞」が発行されて、1872年に創刊した「東京日日新聞」で引札が新聞と共に配布されるようになりました。
 
これが折り込み広告となり、大正期に入ると新聞の発行部数の増加に伴って現在のように「チラシ」や「チラシ引札」と呼ばれるようになったのです。
 
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